IT・コンテンツビジネス入門@高知大学「ノーコード開発のハンズオン」

2021年7月22日、高知大学人文社会学部の学生を対象に「ノーコード開発のハンズオン」と題した講座をオンラインにて行いました。

講師は株式会社ダンクソフト 高知スマートオフィスの片岡幸人さんです。

片岡さんは複数の会社でお仕事をされている複業者で「kintone Café 高知」というノーコードツールのコミュニティーの運営などもされております。

前週7月15日には、座学で「ノーコード開発」について学んだ後の実技となります。

はじめに 片岡さん から本日の講義内容とゴールの説明がありました。

今回はデータベース型の業務システム「 kintone 」を使ってデータを蓄積できる機能を持つアプリを作成します。

今回アプリ作成に使用する 「kintone」 とは、開発の知識が無くても業務アプリの作成が可能なクラウドサービスです。

まず「kintone」 を使う前に事前に抑えて置くべき専門用語「アプリ」「スペース」「スレッド」

「レコード」「フィールド」「テーブル」「プラグイン」のそれぞれの意味を学びました。

簡単なアプリの作成

その後、学生たちはあらかじめ用意されているユーザIDとパスワードでログインし、アプリ作成に挑戦します。

アプリ作成のシナリオとして下記を参考に進めていきます。

[シナリオ]

課題:会社内でお客様の情報が共有されてないため、担当者が休むとお客様に連絡できない
解決案:お客様の情報を社内の全員で共有し、担当者が休みでもお客様に連絡できるようにする
解決手段:kintoneでお客様の情報を共有する「顧客リスト」アプリを作成する

クラウド上にあるお勧めアプリから「顧客リスト」を選択し、チーム内でのコミュニケーションをとる場所である「スペース」に追加します。

「顧客リスト」 一覧を開き、ここからはアプリの基本操作を理解していきます。データの追加やアプリの設定、データの変更、データの複写等のいろいろな操作を解説いただきながら実際に試していきました。

アプリをEXCELファイルから作りグラフで分析する

続いてEXCELファイルからアプリを作りグラフで分析する方法を下記のシナリオに沿って学びます。

[シナリオ]

課題:とある大学では過去に実施した公開講座の参加者の満足度がわからず、継続すべきか判断できない
解決案:過去の公開講座参加者のアンケート結果から満足度を分析し、継続するか判断する
解決手段:kintone に過去の公開講座参加者のアンケート結果を取り込んで満足度をグラフで分析する

すでに用意されている項目とデータだけのシンプルなアンケート結果が入っているEXCELファイルをダウンロードし、そのファイルをスペースにアップロードしてアプリを作成していきます。

そして設定画面からグラフを追加して内容を簡単に把握できるように、グラフの種類を

棒グラフや円グラフに変え確認し追加していきました。

アプリを1から作って用途に応じた表示画面にする

ここまでは既存のリストやテンプレートを用いて簡単にアプリを追加してきましたが、

ここからは学生たちが1からアプリを作成し用途に応じた表示を追加する作業に挑戦します。

[シナリオ]

課題:リーダーがゼミを欠席した時に、出席者を先生に報告できずに困っている
解決案:ゼミの参加者が出席を記録して、結果をリーダーが先生に報告できるようにする
解決手段:kintone にゼミ出席管理アプリを作成しカレンダーで簡単に出席者を確認する

欲しい項目を確認し課題解決に必要な「ゼミ出席管理アプリ」を作成します。前半のようなテンプレートが無い分、学生たちが自分たちで「出席日」や「氏名」といった項目のフォーム設定を行います。

フォーム設定が終わるとカレンダー形式の表示機能を使用して、情報を見やすく表示する形式に設定しました。

その後は簡単に機能を拡張できるプラグインを用いて「いいね」機能を追加したりしました。

「kintone」 には他にも様々な用途を想定した機能があるようですが、今回の講座はここで終了しました。

各設定などの細かな部分も丁寧にサポートいただき順調にアプリの作成ができ、プログラミングの知識が無くても業務に必要なアプリを自分たちでつくることができる「ノンコード開発」を実際に行うことができた貴重な回となりました。