令和5年度デジタルクリエイター育成講座
県内企業への就職・転職を希望する方を対象に、デジタルクリエイティブスキルを習得するための講座を開講します。

求める受講生像の一例
- 好きなことを仕事にしたいと考えている方
- 学習時間を確保でき、講座受講修了後も学び続ける意欲のある方
- 学んだスキルで県内のIT・コンテンツ関連企業に就転職したいと考えている方
特徴
本講座では、CG・アニメ・ゲーム業界等で広く使用されているBlender、CLIP STUDIO PAINT、LIVE2D、Unityといったソフト(※1)に関するスキルを4講座に分かれて習得します。
下記の内容で実践的なスキル習得と講座修了をサポートいたします。
1. ベースとなる知識、基礎スキルを身につける動画教材
2. プロのテクニックを学ぶリアルタイムのオンライン授業※2
3. 24時間受付のオンラインチャットサポート
4. 仲間といっしょに学べるオンラインコミュニティ環境
5. 企業の実案件にチャレンジできるクライアントワーク
※1受講に必要となるソフトのライセンスは提供します。(受講期間中のみ)
※2各講座のリアルタイムのオンライン授業はアーカイブを残します
講座のゴール
受講後の目標とするスキルは以下のとおりです。
- 基本スキルと知識を身に着け、修了後も自分で学び続ける姿勢を獲得する
クリエイターとしてベースとなる知識とスキルを身につけ、プロのクリエイターになるために学び続ける素地を作ること - 県内企業への転職や就職活動
クリエイターとしてのポートフォリオを作成し、県内企業への就職活動を行う
講座スケジュール

- 5月30日(火):全体説明会&体験授業(オンライン開催)
▶︎ 説明会①のお申込み - 6月6日(火):全体説明会&キャリアデザインセミナー(オンライン開催) ※参加用URLは当日の正午までにメールでお送りします
▶︎ 説明会②のお申込み - 7月9日(日):キックオフイベント
- 12月2日(土):最終成果発表会 ※予定
受講までの流れ
1 受講にあたって必要な設備(PC等)の確認 ※後掲の、各講座の「必要な機材、推奨環境」をご確認ください。
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2 申込みフォームから受講申込み
※この時点では受講は確定していません。
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3 1次選考(書類)、2次選考(面談)を実施(本講座の委託事業者であるデジタルハリウッド株式会社から個別にご連絡します)
本講座の概要を説明するとともに、学習意欲や就職・転職意欲の確認等を行います。
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※6月14日(水)17:00 申込期限
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4 申込みフォームの内容及びヒアリングした内容をもとに、6月30日(金)までに受講者を決定し、お知らせします。
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5 受講者は、7月5日(水)までに、お送りする納入通知書を使って受講料を納付してください。
各講座について
<講座一覧>
※各講座をクリックすると、講座の詳細情報をご覧いただけます。
▶ <講座① 2Dアニメーター育成講座(計10回)>【募集中】
▶ <講座② 2DCGデザイナー育成講座(計7回)>【募集中】
▶ <講座③ 3DCGデザイナー育成講座(計9回)>【募集中】
▶ <講座④ ゲームプログラマー育成講座>【募集中】
▶ <講座⑤ 共通基礎講座(計8回)>
講座① 2Dアニメーター育成講座
アニメーターを目指すために、「CLIP STUDIO PAINT」を用いたデジタル作画と「OPENTOONZ」によるアニメーションの基礎を学ぶ講座です。
- 全10回授業
- 受講定員:15名
- 受講料:5,000円(学生は1,000円)
担当講師:デジタルハリウッド大学 客員准教授 エルファン ヤルマイマイト
≪講師プロフィール≫
中国・新疆ウイグル自治区・ウルムチ市出身。2008年に来日し、2013年デジタルハリウッド大学デジタルコミ ュニケーション学部を卒業、2015年に同校の大学院を修了。在学中にアニメ制作ゼミのゼミ長を務め、ウイグルでアニメーションを制作の短期セミナー「Anime Class」を5回開催。同セミナーの3回目の学生と共に制作した2作の短編アニメ作品が「デジタルフロンティアグランプリ2015」(デジタルハリウッドが主催するクリエイティブアワード)で「ベストアニメ賞」を受賞。
2016年に東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程に入学し、 日本のアニメ制作におけるワークフローの理解を基点とした学習支援教材の開発とその実践に関する研究を行い、2022年に博士(映像)を取得。

推奨スキル
Adobe Illustrator/Photoshop、CLIP STUDIO PAINT、SAIなどの2Dグラフィックツールの使用経験、デッサンの経験のある方(未経験の方でも受講可能です)
必要な機材、推奨環境
- WindowsまたはMacOS搭載パソコン
- ペンタブレット(液晶タブレット推奨)
- マイク(PC内蔵可)
- Webカメラ(PC内蔵可)
- インターネット環境(光回線を推奨)
■PC環境
(Wiindows)
・Microsoft Windows 64bit 日本語オペレーティングシステム
Windows 10、Windows 11
・SSE2に対応したIntel、AMD製CPU
OpenGL 2.1に対応したGPU2GB以上のメモリ必須 16GB以上推奨
上記を搭載したコンピュータ
(Mac)
・macOS 日本語オペレーティングシステム10.15、11、12、13
・Apple Mシリーズチップ、Intel製CPU を搭載した Mac
OpenGL 2.1に対応したGPU
2GB以上のメモリ必須 16GB以上推奨
上記を搭載したコンピュータ
※サブモニターを用意できるとより学びやすくなります
申込み期限
2023年6月14日17:00迄
講座② 2DCGデザイナー育成講座
ゲーム業界等で2DCG デザイナーを目指すために、「Live2D」を用いたモデリング及びアニメーションを学ぶ講座です。
- 全7回授業
- 受講定員:15名
- 受講料:5,000円(学生は1,000円)
担当講師:文野 香菜子
≪講師プロフィール≫
高知出身。デザイナー。
フリーランスでキャラクタイラスト制作を開始した後、ゲーム制作会社で有名IPを含むカードキャラクタイラストを多数制作。その後SpineやLive2Dといった2Dアニメーション技術を修得し、ソーシャルゲームのゲームエフェクトやIPキャラクタのモーション作成などに携わり、数百点を世に送り出す。
現在はmonoAI technology株式会社でUI/UXといった分野やUnityの修得にも挑戦中。

必要な機材、推奨環境
- WindowsまたはMacOS搭載パソコン
- マイク(PC内蔵可)
- Webカメラ(PC内蔵可)
- インターネット環境(光回線を推奨)
■PC環境
(Wiindows)
・OS:Windows10, 11
(64ビット版、デスクトップモードのみ)
・CPU:Intel® Core™ i5-6600 相当かそれ以上の性能(AMD製を含む)
推奨:i5-8600、i7-7700、クアッドコア以上
・メモリ:4GB 以上のメモリ(推奨 8GB 以上)
・HDD:空き容量 約 1GB 程度必要
・GPU:OpenGL3.3 かそれ以上(NVIDIA GeForce GTX 950 以上のグラフィックスカード推奨)
上記を搭載したコンピュータ
(Mac)
・OS:macOS v10.15 (Catalina) ,macOS v11 (Big Sur) ,macOS v12 (Monterey) ,macOS v13 (Ventura)
・CPU:Intel® Core™ i5-6600 相当かそれ以上の性能(i5-8600、i7-7700、クアッドコア以上推奨)
・メモリ:4GB 以上のメモリ(推奨 8GB 以上)
・HDD:空き容量 約 1GB 程度必要
・GPU:OpenGL3.3 かそれ以上
上記を搭載したコンピュータ
※サブモニターを用意できるとより学びやすくなります
申込み期限
2023年6月14日17:00迄
講座③ 3DCGデザイナー育成講座
ゲームやアニメ業界等で3DCG デザイナーを目指すために、「Blender」を用いたモデリング及びアニメーションを学ぶ講座です。
- 全9回授業
- 受講定員:15名
- 受講料:5,000円(学生は1,000円)
担当講師:井上 毅
≪講師プロフィール≫
フリーランスとしてグラフィックデザイン・Web制作をしていた中、映像制作を学ぶためにデジタルハリウッドへ入学(2014)。
卒業後、ドラマ・テレビ番組・CM・Youtube企画などの映像制作から、VR・ARなどの様々なコンテンツを制作する傍ら、デジタルハリウッドで講師を務める。
講師歴:5年(150人以上の指導実績)、CG系コース開発実績アリ。

担当TA(ティーチングアシスタント):酒井 愛美
≪TAプロフィール≫
REALITY株式会社3Dキャラクターアーティスト。
デジタルハリウッド東京本校の「本科3DCG/VFX専攻」を2020年11月に卒業。在学中の2020年9月より22年9月の間、デジタルハリウッド東京本校でTA業務を行い、2023年4月からは「本科XR専攻」の3DCG講師を務める。

必要な機材、推奨環境
- WindowsまたはMacOS搭載パソコン
- 3ボタンのホイール付きマウス
- マイク(PC内蔵可)
- Webカメラ(PC内蔵可)
- インターネット環境(光回線を推奨)
■PC環境
(Wiindows)
・OS:Windows10, 11(64ビット版)
・CPU:Intel® Core™ i5-6600 相当かそれ以上の性能(AMD製を含む)
推奨:i5-8600、i7-7700、クアッドコア以上
・メモリ:16GB 以上のメモリ
・HDD:空き容量 約 20GB 程度必要
・グラフィックカード:2GBのRAM、OpenGL3.3を搭載したグラフィックカードを推奨
(Mac)
・OS:macOS v10.15 (Catalina) ,macOS v11 (Big Sur) ,macOS v12 (Monterey) ,macOS v13 (Ventura)
・CPU:Intel® Core™ i5-6600 相当かそれ以上の性能(i5-8600、i7-7700、クアッドコア以上推奨)
・メモリ:16GB 以上のメモリ
・HDD:空き容量 約 20GB 程度必要
・GPU:OpenGL3.3 かそれ以上
上記を搭載したコンピュータ
※サブモニターを用意できるとより学びやすくなります
申込み期限
2023年6月14日17:00迄
講座④ ゲームプログラマー育成講座
ゲームプログラマーを目指すために、「Unity」を用いたゲーム制作を学ぶ講座。
- 授業回数は調整中です。近日更新します。
- 受講定員:15名
- 受講料:5,000円(学生は1,000円)
担当講師:原田 恒平 ※講師は変更となる場合があります。近日、確定後、更新します。
≪講師プロフィール≫
高知出身。プログラマ。
大阪のゲームデベロッパーで主にコンソールゲームソフト開発に携わる。30歳で地元である高知にUターン、地元のゲーム企業でソーシャルゲームの運営、ゲーム開発に携わる。 また現在はmonoAI technology株式会社でリアルタイム通信やVR技術を活用したアプリケーション開発を担当。

必要な機材、推奨環境
- WindowsまたはMacOS搭載パソコン
- マイク(PC内蔵可)
- Webカメラ(PC内蔵可)
- インターネット環境(光回線を推奨)
■PC環境
・OS:Windows7、10、11(64bit)またはmacOS 10.13+、Ubuntu 20.04、Ubuntu 18.04、およびCentOS 7
・CPU:Intel Core i3以上
・メモリ:4GB以上
・GPU:SSE2命令セットをサポートするx86、x64アーキテクチャ以上
・ストレージ空き容量:100GB以上
※サブモニターを用意できるとより学びやすくなります
申込み期限
2023年6月14日17:00迄
共通基礎講座
①~④の各受講生が受ける講座です。各講座の基礎となる考え方や、魅力的なコンテンツの作り方、就職対策などの内容を実施いたします。
- 全8回
講師例:山内 三紀子
≪講師プロフィール≫
東洋大学法学部卒業。ソラン株式会社(現TIS株式会社)へ入社。主に保険会社向けシステム等を担当。退社後は母娘二人三脚でWeb制作会社(株)ワイエムユーシーネットを運営。 現在はWeb制作、講師業の他 池袋のコワーキングスペースFORESTのコミュニティマネジャーとして空間運営を行っている。
デジタルハリウッド大学、京都精華大学 非常勤講師
令和4年度「高知県Webデザイナー育成講座」 メイン講師

講座内容

必要な機材、推奨環境
- ライブ授業視聴用のPCとカメラ
- デッサン用の紙と鉛筆
注意事項
- 入力された個人情報は講座の受講、受講中の就職・転職サポート及び高知県の産業振興に資する目的にのみ使用します。
- 申込者の承諾なく個人情報を第三者に提供しません。ただし、県は、上記目的の範囲内で、守秘義務を負う業務委託先に個人情報の取り扱いを委託することがあります。
- 入力された情報をもとに、書類選考を行った後、講座実施事業者であるデジタルハリウッド株式会社によるヒアリングを行います。
- この申し込みをもって受講が決定するものではありません(本講座の受講は先着順ではありません)。
- 申し込みフォームに記入された内容及び講座実施事業者によるヒアリング情報等をもとに受講者を決定し、6月30日(金)までに申込者全員に結果を通知します。
- 講座の受講料の支払方法は受講決定者にのみ通知します。7月5日(水)までに受講料を納付してください。
- 受講決定後、受講をとりやめる場合には、速やかに県に連絡してください。
- 受講が決定した場合、本講座の受講にあたって必要となるパソコン、マイク、Webカメラ及びインターネット環境は、7月9日(日)の講座開始日までに各自で準備してください。
- 本講座は即戦力人材を育成する講座であることから、就職・転職希望者を優先します。また、令和4年度に県が開催した以下の講座を受講していない方を優先します。
令和4年度 | ■デジタルクリエイター育成講座 |
【受講者決定基準】
- 県内企業で働く意欲が高く、遅くとも令和5年12月中旬までに就職に向けた活動を行えること
- 学習意欲が高く、学習時間の確保ができること
- 県内企業での採用が見込める人材であること